第9話 教授回診

回診
教授回診
しぶしぶ
熱い視線
キョトウ
ふりかえってみて

週に1度、午後の回診。

終わるまで自由に立ち歩くことはできず、その制限に不満あり。

「何科の医師になろうかな〜」という大勢の研修医に囲まれ「見せ物じゃないし!」という気持ちと、いつも身近な担当医(研修医)のひろ先生がよそよそしい。主治医のまさ先生が教授に説明している内容が自分の身体のことなのに全く理解できず、それも不満。

後でまさ先生に「教授に日本語で説明して」とお願いしたら「ドイツ語じゃないと説明できないの。」と。
ドイツ語というのは嘘か本当かは不明。

回診後、病室の方々から、教授回診は「白い巨塔」のいち部分と教えてもらいました。