「結果が全てです」
既に前処置で体力、気力も残りわずか。
今、この肉体的な苦しさを少しでもなんとかできないかと願う自分と、先を見据えて考えているまる先生とのぶつかり合いが始まります。
私が勝手にぶつかっているだけですが、、、
病気を克服という目的(ゴール)を超えた「いつの日かギャフンと言わせてやるぞ!打倒!まる先生!」という、医師にとっては何とも理不尽な目標が気持ちを大きく昂(たかぶ)らせ、その闘志を抱え骨髄移植に挑みます。
「先生、結果が全てって言ったこと覚えていますか?」
「たとえ患者さんや、患者家族から罵倒されても何を言われようが、最後は結果なんだよ。治らなければ駄目なんだ。だからね、その考えは今も変わる事ないよ。」数年前、まる先生との会話のです。