第34話 すっかり高2

すっかり高2
6日目の夜
救急
夜勤でバッタリ
カツラも診断もゆれる
ふりかえってみて

制服のブレザーが重く、着て半日過ごすことが難しいということで自分のためだけに作られた

「カーディガン許可証」

歴史もなく、ちらほらヤンキーもいるこの高校で「許可証」の必要性を感じながら母に送迎してもらい新学期から登校。

外見も気にせず、この先治療を受けながら高校生活を過ごせると勝手に思っていましたが、実際は「骨髄移植で転院し退学するのでそれまで娘に夢を見させて下さい」と両親が頼んだ仮の高校2年生。

通学して6日、腹痛が起こり父と夜、救急外来へ。

偶然救急夜勤の担当日だったひろ先生と会い、これまでの状態などを説明してくれてとても安心しました。

その夜は帰宅し、翌日バリウム検査を受けた結果は「過敏性腸症候群」

医師から「退院したばかりで原因はストレス」と言われたとき「退院してイキイキしているよ」と心の中で呟き、診断にモヤモヤしながら帰宅。その翌日、本当の病気が身体に現れます。バリウムでわかる病気ではありませんでした。