マルク(骨髄穿刺)はだいたい午前中行われます。
その後、昼までベッドで安静にしている時間、ラジオで人生相談を聞くのが習慣に。
予定では余命3ケ月なので来月がタイムリミット。
他人の相談なんて聞いている場合でないけれど、そんな状況と知らないので、ドロドロした大人の相談内容を聞きながら
「大人って大変!こどもで良かった~」
「ヤダーこれじゃあなんてお隣さんと変わらないじゃん!」
と人生相談に耳を傾けるのです。
中2の時、実際やって願いが叶った(かも)りんごの神様にお願いは髪の毛が早く生えて欲しいと恥ずかしさに耐えながら書き、新しい薬の副作用で吐き気がありながらも丸かじりしました。
今、気付きました。
「病気が治りますように」と書いた方が良かったかも。
そんな自分を強いと思っていた時、久しぶりに「ザ・ベストテン」を見て入院前の日常から入院生活の時間の経過を感じ少し寂しい気持ちが。
そして「木枯らしに抱かれて」を聞き「誰かに片想い中じゃなくてよかった」と思うのでした。