第17話 嬉しいコトと

嬉しいコトと
ぐぐぐ
痙攣
魔の3日間
4日目の夜
まだ寝たきり中
ふりかえってみて

思い出せない空白の3日間。

覚えている事は横向きでストローで何かを飲んだ事と世紀の大発見「そうだ!痛みがなくなるまで意識がなけれはいいんだ。」

寝ている間に病気が治っている!何でこんな素晴らし事を誰も考えなかったのか。

「麻酔で眠らせて下さい」とひろ先生にお願い、当たり前ですが「それは出来ないよ。」と。

推理小説ではクロロホルムを湿らせたハンカチを口に当てて、簡単に眠らせることが出来るので「そうだね!ちょっと試してみようか」くらいで麻酔が使えるのかと勘違い。

麻酔科医という存在も知りませんでした。

寝たきりのままでの排泄は抵抗がありながらも、どうしようもない事態なので自然に任せてる事に。

背中を向けてさよならしたアキさんとは文通友達となりました。