当時まだ新しい治療「骨髄移植」という「骨」で、親戚含めどれだけの人達に「腰の骨を移植する」「腰の骨を移植した人」今度は「整形外科」で治療を受けていると誤解されたことでしょう。
ドナーの健康な造血幹細胞を移植するため、自分の細胞を徹底的に叩く前処置の辛さから早く無菌室に入りたいと願うのでした。
白血病に限らず血液がんのこと、骨髄移植や骨髄バンクなどインターネットで検索できるのでコマに収まるようザックリと、そして何度も確認しながら描きました。
当時まだ新しい治療「骨髄移植」という「骨」で、親戚含めどれだけの人達に「腰の骨を移植する」「腰の骨を移植した人」今度は「整形外科」で治療を受けていると誤解されたことでしょう。
ドナーの健康な造血幹細胞を移植するため、自分の細胞を徹底的に叩く前処置の辛さから早く無菌室に入りたいと願うのでした。
白血病に限らず血液がんのこと、骨髄移植や骨髄バンクなどインターネットで検索できるのでコマに収まるようザックリと、そして何度も確認しながら描きました。
エレベーターで降りると、正面は受付と会計。
病院の中でも賑わう場所、その脇の通路を通り放射線科へ。
ストレッチャーで運ばれながら人の行き交うこの空気を感じていたくてキョロキョロしていると、目が合った人たちにサッと目をそらされた。
うんうん、見てはいけないモノを見てしまった気持ちだよね。幸せは自分の心にあれば結構。
調子が良くて幸せな気分でまどろんでいても、相手からしたら気の毒に映るという雰囲気を何度も感じた。相手に対し自分もそうかもしれない。
誰かと分かち合える環境ではないので、そのような気持ちを無くしたことで特に歌に影響を受けた時期でした。
その、上位曲は本田美奈子さんの「One way Generation」信じた道の先に何が待っているのか想像していました。
病状、入院期間にもよりますが入院中あると便利グッズと
同じメニューでも工夫している事を書いてみました。
話は戻り、6月予定の骨髄移植が遅れ、移植に向けて前処置、放射線治療が開始。
放射線科から照射時間が長いので、カセットテープを持ってきたら曲を流してくれるとのこと。
カラフルなカセットをいくつか出して、照射1日目はレベッカに決定。前の病院では吐き気で中断になったことをすっかり忘れ「ノリノリで受けるぜ~!」
面会時間に関係なく両親が面会に来ていたようです。
目が覚めたら母がいるので、半日眠りで苦痛時間を避けることができた、もう午後の面会時間だと思ったら、まだ朝の9時前。
「これから1日が始まるなんて嘘だ」と大泣きしたこと。
制服を着た友人たちを自分が見下ろしている映像の1コマのような夢。
覚えているのはそれだけ。
父との会話は全く覚えておらず、お花畑の記憶は持って帰れませんでした。